那覇市の誇り「旗頭文化」を未来へ
那覇市に根付く伝統文化「旗頭」。この壮大な旗を掲げる姿は、地域の誇りであり、子どもたちの成長と郷土愛を育む大切な文化です。私は議会で、この旗頭の文化継承、とくに子ども旗頭の支援強化を訴えてきました。
那覇市が令和5年に「旗頭のまち」宣言を行ってから、文化政策の柱としての旗頭の意義は一層深まりました。今回の議会では、子ども旗頭の修繕費補助の実現という、具体的な成果を報告します。
1 議会での発言と旗頭への提言
令和6年定例会にて、私は以下の点について那覇市に対して問いかけました。
- 那覇市旗頭のまち宣言の成果と今後の支援
- 子ども旗頭の持つ文化的・教育的意義
- 旗頭修繕費用に関する制度的支援の必要性
特に注目したのは、こども旗頭の損傷について。練習や本番で破損するケースも多く、これまでその修繕費は親団体が全額負担している状況でした。地域にとっても文化継承の核となる存在であるにもかかわらず、負担が重すぎるのではないかという問題提起を行いました。
2 那覇市からの答弁と評価
市民文化部長や教育委員会の答弁では、旗頭文化がまちのにぎわいと人材育成に資する重要なものであると位置付けられました。
「旗頭は那覇市の貴重な伝統文化であり、市民の誇り。次世代への継承が重要」
(市民文化部長)
また、こども旗頭の修繕費については、「やる気・元気旗頭フェスタinなは」出演に向けた練習や本番に破損した旗頭については、本事業の予算内で対応を行うことが確認されました。
「今年度より那覇市伝統芸能文化の継承発展補助金を交付し、当該団体の課題を共有しながら伝統文化の保存・継承に向けた取組を支援し、活動資金の課題に対応し、地域団体の負担軽減につながる」
(市民文化部長・教育委員会)
3 成果:こども旗頭の修繕費用に市が補助!
今回の議会質疑を経て、以下の重要な成果が得られました。
- 那覇市がこども旗頭の修繕費用を公的補助の対象と認定
- 実行委員会を通じて、継続的な練習や安全性確保の支援が可能に
- 親団体の金銭的負担軽減と、活動の持続性が確保
この成果により、旗頭を担う次世代の子どもたちが、より良い環境で練習に取り組めるようになります。文化の継承は、日常の中に根付くものであり、単発のイベントだけでは成り立ちません。私はその「日常の支援」を政策として実現したのです。
4 今後に向けて:文化の継承を「まちの誇り」に
私は那覇市に「旗頭のまち宣言」だけで終わらせるのではなく、実際の予算と支援をともなった本格的な継承施策を求めてきました。今回の成果はその一歩ですが、今後も以下の点に注力していきます:
- 各団体への支援制度の周知と運用の実態把握
- 他の旗頭団体にも対象を拡大する検討
- 旗頭の文化的意匠の活用(例:御成橋の装飾彩色提案)
那覇市の伝統文化は、まさに「地域の魂」です。これからも、次世代が誇れるまちづくりを進めてまいります。