令和01年(2019年)9月定例会 予算決算常任委員会
◆委員(大山孝夫)
おはようございます。自民党会派の大山でございます。
それでは、発言通告書に基づき総括質疑をさせていただきたいと思います。
議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、学校パソコン整備事業について、ご質問させていただきます。
先ほど、坂井浩二教育福祉委員長から報告と一部重なる部分があるとは思いますけれども、再確認でございますので、ご容赦願いたいと思います。
学校パソコン整備事業について、(1)パソコン整備事業の選択肢について、再度、当局からの説明を求めます。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順教育委員会学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
お答えします。
パソコンに使われているOSであるウィンドウズ7については、2020年1月14日をもってアップデートサポートが終了いたします。
サポートが切れた状態でパソコンを使い続けた場合、セキュリティの脆弱性を利用したウィルス感染やハッキング等の危険性が高くなり、場合によっては情報漏洩やデータの破損等の被害が出る可能性があります。
そのため、対策としましては、最新のOSであるウィンドウズ10のパソコンに入れかえる方法や、OS自体をアップグレードする方法、また、ウィンドウズ7のままサポート延長を行う方法があり、それぞれ費用面や学校現場への負担の度合いなどから比較検討を行っております。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
わかりました。
それでは、先ほど検討された結果で(2)に移ります。OSサービス延長を選択した経緯について、細部、金額等含め説明をお願いします。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
お答えします。
まず、パソコンを入れかえる方法について、ご説明いたします。
今回、サポート延長を予定している公務用パソコンは令和2年8月でリース満了となり、その後、新規リースで入れかえを行う予定となっております。
これを前倒しで入れかえを行い、1月から8月までの残リース期間が残ったと仮定した場合、約5,200万円の2重支払いが発生することになります。
次に、OSのアップグレードを行った場合について、説明いたします。
今回、サポート延長の対象となっているウィンドウズ7のパソコンは、もともとウィンドウズ8または8.1からダウングレードしたものでございます。これらをアップグレードする場合、新たにライセンスの購入が必要になるケースや、パソコンの性能が低いため、アップグレードが困難なパソコンが出てまいりました。
そのため、一部サポート延長を加えて検討したところ、費用として約2,300万円を見積もっております。
最後に、サポート延長をする場合について、説明いたします。
この場合、ウィンドウズ7である公務用パソコンや電子黒板用のパソコンは、入れかえを行うまで現在使っている環境のまま、使用し続けられることから、学校現場への負担がさきの2択よりも少なく、また、費用面も約1,278万円と低く抑えられる見込みとなったため、今回、採用をいたしました。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
このウィンドウズ7の無料延長サポートが終了するということでございますけれども、この件につきましては、いつの段階からわかっていて、いつの段階からご検討を始めたのか教えてください。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順学校教育部長。
休憩いたします。
○委員長(清水磨男)
再開いたします。
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
休憩お願いします。
○委員長(清水磨男)
休憩いたします。
○委員長(清水磨男)
再開いたします。
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
お答えいたします。
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××ということになります。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
ことしの4月ということでよろしいでしょうか。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
ことしの4月に正式発表があったということであります。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
多分、これはもっと前に発表されていたと思います。
ちなみにウィンドウズ8.1については、もうメインストリームサポートについては、この次の段階のものですね、OSは2018年1月10日にもう終了しています。
そのウィンドウズ8.1の無料延長サポートも2023年の1月11日にもう終わるというふうな発表はありますので、それを加味すればもっとあらかじめウィンドウズ7の無料延長サポートが終わるというのは、市と当局としては準備ができたのではないかなというふうに思いますけれども、そのへんについては、いかがでしょうか。
○委員長(清水磨男)
休憩します。
○委員長(清水磨男)
再開します。
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
それでは、ちょっと質問を変えて、今回、補正予算については、このタイミングで出されております。
もし、これが今回の議会でもし否決となった場合については、これで要は次の別の対応をできたりするのか、それとも間に合うのか。1月14日に向けて間に合うタイムスケジュールが取れるのかどうか、それを教えてください。
○委員長(清水磨男)
休憩します。
○委員長(清水磨男)
再開します。
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
はい、厳しい状況だと考えております。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
厳しいのか、間に合うのか、間に合わないのかで言えば、間に合うけれども厳しいという表現でよろしいでしょうか。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
ちょっと休憩をお願いします。
○委員長(清水磨男)
休憩します。
○委員長(清水磨男)
再開いたします。
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
すみません、間に合わないということであります。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
ちょっと時間も延びてしまうのでいいますと、実質のところをいうと間に合わないのであれば、今回の4月にわかっていた時点で要は複数の要素があったわけです。
なおかつ、このウィンドウズ7だったり8.1だったり、そして、今、10というのもあります。
はたまた、ウィンドウズでよかったのか、それともマッキントッシュ、マックのOSでよかったのか、それともリナックスとかほかのいろんなOSがある中で、今回の、今回というか、更新事業があったこの電子黒板事業については、初めてやる事業で似たり寄ったりのところがあるかもしれません。このこれだけ規模の大きい事業というのは初めてだったので、もちろん当初予想できたものもあるし、片や当初予想できていないものも、運用上の失敗もあったと思います。
その中でこの本当にこのまま継続していいのかどうなのか、電子黒板って。極端なことを言うともうやめてしまうとか、そういったような選択肢がいろいろ取れたと思いますけれども、そのへんについては、いつぐらいから要はサポート事業を延長するのか、それともやめてしまうのか、新機を導入するのか、先ほど選択肢の件もありましたけれども、これはいつごろから検討されたのか、教えてください。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順学校教育部長。
休憩いたします。
○委員長(清水磨男)
再開します。
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
失礼しました。
本市においては、平成28年に那覇市教育情報化推進計画を策定しております。
その中で電子黒板あるいはICT機器等の整備という部分を計画的に行うということになっております。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
計画的に行うのがわかれば、今わかればの範疇でいいです。
今回のこの延長サポートの件については、いつから検討に入ったんですか。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
延長サポートについては、先ほど答弁しましたように、正式に発表があったのが4月でございます。それ以前には、当初予算の請求時にはアップグレード等も含めてさまざまな手法等を確認しております。
その中で4月にそういったさきほどのサポート延長の件が出てきたということでございます。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
多分、時期については明確に答えられないというか、いつからかというのがちょっとはっきりしなかったんですけれども、そもそも、今回のこのパソコンの対象の台数については何台でしょうか。
○委員長(清水磨男)
休憩します。
○委員長(清水磨男)
再開いたします。
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
789台でございます。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
このパソコンについては全てかえなければ、この電子黒板の、いわゆる学校に対する授業の影響というのはあるのでしょうか。
○委員長(清水磨男)
奥間朝順学校教育部長。
◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
はい。授業の支障とかいろいろなものを考えあわせていきますと、かえていったほうがいいということで判断をして我々、取り組みをしております。
○委員長(清水磨男)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
もう質問については終わりますけれども、実際かえていったほうがいいのか、かえないといけないのかというのは非常に大きな違いがあると思います。
今回のこの案については、もうこれで間に合わないというのであれば、一番学校教育現場の負担とありますけれども、これは何のためにやるかというと生徒のためにやるんですよね。
結局、学校現場の負担というのは生徒の負担になって、結局、学習に非常に大きな影響を与えるために、本当であれば、もっと早めに例えば補正予算を出してもらうなり、案を出してもらえれば、もっと委員会でいろんな手法を検討したり、もしくはこの5,000万円かかるけれども、もう新しい制度を入れたほうがいいんじゃないかというようないろんな議論ができたのに、その機会が非常に失われたことが残念でなりません。
今回、ウィンドウズを8.1に上げる。しかしながら、今度、延長サポート期間終了もほぼ見えているとなった場合については、学校教育現場の負担といいますけれども、学校現場の先生は7から8.1にかわって、また10にかわって、もしかしたらまた次のOSにかわらないといけないとなると、これを先生がどんどんどんどんやるとなると、教職員の負担が一番増えていくようになります。
その際に、どういう包括的なシステムをやるのか、今回この電子黒板を導入した中の問題点はやはりブラッシュアップするという点では、もっと早めに提案をしていただいて、さまざまな電子黒板の先進事例を研究して、子どもたちのために電子黒板を入れるんだというような強い気持ちを教育委員会の皆さまには持っていただきたかったと思います。
私の質問については、これで終わりたいと思います。