令和03年(2021年)9月定例会 一般質問

◆大山たかお 議員 
自民党会派の大山でございます。
自民党会派も今回の選挙で非常に人数が増えて、私も後輩指導できるような立場ではないですけれども、何とか背中を見せてしっかりと頑張っていきたいと思いますので、当局の皆さんもよろしくお願いします。
早速、質問に入りたいと思います。一問一答で行います。
1.コロナ感染対策について。
那覇市における家庭内感染の状況と対応について、よろしくお願いします。

○野原嘉孝 副議長 
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
お答えします。
初めに自宅療養者数ですが、本市における自宅療養者数は把握できておりませんけれども、沖縄県の9月8日時点の発生状況公表内容によりますと2,335人となっており、本市におきましても相当数いらっしゃるものと推察されます。
次に、支援としては自宅療養者で食料が必要な方には、沖縄県新型コロナ対策本部が配食サービスを実施しております。本市独自で支援物資を配給しているものは、現在のところございません。
本市としてどのようなことができるか、他部署及び他機関との連携を検討してまいりたいと考えております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
分かりました。
多分、県の同様の発表資料を見ていると思うのですけれども、10代と10代未満で9,286件ということで、全体の約20%ぐらいの件数が既に小さいお子さんということで、原因については家庭内感染も増えているのではないかというふうには言われているそうでございます。
これに対しまして、那覇市として具体的にこの家庭に対して例えば消毒液を配るとか、そういうような事業というのを考えていないんでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
現在のところ、そういう支援物資、消毒液とか薬品などそういったものはやっておりませんが、今後どういったことができるかは、他部署と連携して検討してまいりたいと思います。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
今後の学校におけるコロナ対策の質問とつながるんですけれども、やはり10代未満、10代の子供がどのような状況になるかというのは分かりませんけれども、非常に今後、学校が始まる中で現在もこども園とかでクラスター発生というのが大きな問題にもなっていることは確かでございます。
その中で、例えば、大人の方が、親がコロナの陽性になりましたとなった場合に、その御家族が住んでいるわけですよ。例えば、お子さんだったりとか、極端な話、旦那さんが陽性で旦那さんだけ置いて、みんな奥さんも共々逃げていくのかどうか置いておいて、どのようなパターンか分かりませんけれども、その家族の方がもし陰性であればホテルに泊まらせる、そのために要は今止まっているホテルの宿泊クーポンとかを適用させるということはできないんでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
末吉正幸経済観光部長。

◎末吉正幸 経済観光部長 
家庭内で陽性者が発生した場合、その同居する家族につきましては、原則、濃厚接触者となります。また、新型コロナがデルタ株に置き換わっている状況からしますと、濃厚接触者の発症率が高くなっている状況だと考えております。
そのようなことから宿泊施設側で実際、療養する場合、行動制限や健康観察の必要性及びその管理体制の構築、感染拡大防止の観点から一般利用者とフロアを分けるなどの動線の確保などといった対応も必要になると考えております。
仮に宿泊者が発症した場合、医療機関との連携や病院への搬送の問題も想定されることから、県が設置しておりますホテルを借り上げた療養施設と同様に、医療従事者の常駐等の対応も必要だと考えております。
自宅療養者またはその家族のホテル利用について、那覇市観光ホテル旅館事業協同組合と意見交換をしたところ、同組合からは安易に退避先としての宿泊利用ではなく、県の療養施設レベルの条件整備やスキームに基づいた対応をしなければ、実施が困難であるとの考え方が示されております。
仮に、個別のホテル側でこのような課題に対応できた場合においても、爆発的に感染者が発生している状況では、濃厚接触者の方の人数も累積して増加しており、御本人またはその家族の方が2週間程度利用する場合、単純に試算すると億単位の財源が必要となることから財源等の課題もございます。
議員御質問の趣旨である危機的な状況にあるホテル等への経済支援及び在宅医療の負担軽減の観点については理解するところではございますが、現時点においては、事業実施については高いハードルがあるものと考えております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
ホテルの事業を6月でつけたじゃないですか。それ、まだ使っていないんですよね。

○野原嘉孝 副議長 
末吉正幸経済観光部長。

◎末吉正幸 経済観光部長 
とまーるクーポン事業につきましては、現在の感染状況に鑑みて、今、実施を中断しているところでございます。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
もし、財源が決まっていたらそこの財源だけでもいいと思うんですよ。その全世帯を取る必要性はないと思うんです。
ただ、危機感がないんですよね。感染者を抑えるという意味であれば、早く濃厚接触者になるのを防がないといけないという、そういう危機感はないんでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
休憩します。
(午後2時14分 休憩)
(午後2時15分 再開)

○野原嘉孝 副議長 
再開します。
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
現在の感染状況をこの変異株、デルタ株に置き換わってからは、かなり状況が変わってきておりまして、以前の保健所長の見解では、以前は同居家族の中に感染者が発生した場合には、できれば、やはり、一つの家庭内でそれぞれを独立させるのは家庭の環境によっては難しいというのがありますので、どちらかを分けるというのが必要だということで、患者自身を入院あるいは療養施設に入れるのが難しいのであれば、ほかの家族を別にこのホテルにというのはそれはあり得るということは見解を示しておりましたけれども、現在のこのデルタ株のもとでは、同居しているという時点で、既に恐らくほとんど濃厚接触者というふうにみなされるということがあって、現在ではあまり有効ではないという見解を示しております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
ちょっと質問ですけれども、もし、家族の中でPCR陽性者が出て、もしくはコロナだった場合については、役所の職員も全員濃厚接触者だから2週間出勤の停止もしくは学校も行くなというふうな、そういうふうな方針になっているんですか。

○野原嘉孝 副議長 
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
はい、おっしゃるとおりです。
濃厚接触者の場合は就業制限、それから登校も制限、制限といってもこれは要請レベルになりますけれども、そういうふうにお願いをしております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
PCRが陽性の場合はどうしているんですか、濃厚接触者ですか。
すみません。コロナ陽性とコロナ発症とPCRの陽性は、私は違うというふうに見解を持っているんですけれども、その中でPCR陽性でも同等でしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
休憩します。
(午後2時18分 休憩)
(午後2時19分 再開)

○野原嘉孝 副議長 
再開します。
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
発症者とPCR検査の陽性者の関連のお話でしたけれども、発熱とかそういった発症があって、その後検査を、これは行政検査あるいは御自身で民間で検査を受けた場合、どちらも同じなんですけれども、検査の結果、陽性となった場合には最終的には発生届として保健所に届けが出てきます。
そうなりますと陽性となった方も、それから濃厚接触者である家族の方も同様に行動制限がかけられると、そういうことになります。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
その場合、例えば、家族の場合、陰性の場合は例えば偽陽性などという部分も非常に今、大きな問題になっています。
なので、ホテルの方が言うのも分かるんですけれども、ただ、今、新しい事業として借り上げてくださいではなくて、今の宿泊クーポンの中の範囲で先に先行して使ったらどうですかということがあります。
要は、PCRが陽性プラスの人で、その家族が陰性であれば、何回かやればどっちが陰性で偽陽性なのかというのも多分出ますので、そういった面も活用して、陰性の人をそのまま陰性にキープするということをしなければ、このままPCR陽性者の数というのは超えなくて、今日9月30日まで、恐らく緊急事態宣言が延びるのではないかという報道がされておりましたけれども、その辺も那覇市としてしっかりとその区分けというのをしてほしい。
特に、御家庭によっては部屋が個別で用意できず、1つか2つの部屋で5人、6人住んでいる御家庭もあるというふうに聞きます。
その辺についても、どのようにしたら、今、陰性の人が陽性の人に関わらないかというのも、ちょっと検討していただきたいと思いますけれどもいかがでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
末吉正幸経済観光部長。

◎末吉正幸 経済観光部長 
ただいま議員のほうから御紹介があった件につきましては、会派ニライからも要請が出ており、今回の議会のほうでもいろいろ取り上げられております。
それを踏まえて、経済観光部のほうとしても、ホテルへの経済支援の観点からは、かなりいい取組になるかと考えておりまして、様々な団体のほうから意見交換をしたり、確認をしたところです。
その中では、どうしても医療的な面から、今、その事業実施については少しハードルが高いのかなというところが正直なところでございまして、感染状況を見極めながら、場合によっては取り組める状況が、もし、生まれたときについては、再度検討していきたいと考えております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
市内の体力のないホテル業者については、本当にもう倒産するかどうかというところも多々あります。このままいくと9月ですので、もう年末の予約についても多分影響が出てきて、本当にやばいというところもあるとは思いますので、多分、企業としてもある程度覚悟を決めるところがあるとは思います。
希望者だけでも構いませんので、できないかというところを広く声を拾っていただきたいと思います。
時間がないので、次に行きます。
2.学校のコロナ対策について。
学校のコロナ対策について、現在の状況を教えてください。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
御質問の学校におけるコロナ対策について、お答えいたします。
市立小中学校では、児童生徒の感染拡大を受け、段階的な学びの保障の観点から、臨時休業、分散登校を行っております。
教育委員会としましては、この感染状況を踏まえながら学習課題やオンライン学習を行うことで学びを継続すること、それから長期休業期間の見直しを行うこと、学校行事の重点化などで授業時数の確保を行うことで、年度内の教育課程の修了を予定しております。
なお、秋季休業を3日間短縮して授業日数を確保しており、現段階では土曜日授業を行う予定はございません。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
ありがとうございます。
今のところ、土日の授業はないというのがありましたが、今日の状況でまたどんどん変わっていくと思います。どこまで家庭内感染も広がって、今、10代未満も約20%もいるので、学校のクラスター、クラスターというか学校内感染を考えていかないといけないこともあると思います。
その中で学校内において、ほかの議員の質問で分かったんですけれども、熱がある人もしくは疑いのある人は休んでくださいというのはあるみたいですけれども、学校に来て、お昼ぐらいに急に熱発が出たといった場合については、どのように対応されるんですか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
お答えいたします。
学校に来て、今おっしゃったような発熱などで感染が疑われる児童生徒に対しては、別室で待機して、それから保護者へ引渡しを行い、帰宅させます。
その後、陽性が判明した場合には、濃厚接触者の特定を行うとともに、接触のあった児童生徒に対しては、今、県が行っておりますが、学校PCR検査を行い、その後、教室や使用した場所などの消毒作業を行っております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
その消毒作業は、誰が行っているんですか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
学校内における消毒につきましては、先生方教職員と、それから昨年度配置していただきましたが、スクール・サポート・スタッフ等によって行われますが、当然、小学生だけではなく中学生もいますので、実はこの間、学校訪問した際に、少し見せていただいたんですが、中学生においては授業が終わったら、自分で帰るときに自分の机を拭いて消毒して帰るとか、そういった習慣をつけている学校もあると聞いております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
例えば、今日の午後、発生して分かりましたとなったら、いつ消毒するんですか、今日の夜ですか、明日ですか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
これは判明してすぐに消毒作業は行います。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
そこに、要は消毒の教育もしくはプロじゃない専門家が入った場合に、消毒漏れとかもしくはそれに関する二次被害とかは検討されましたか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
特に、消毒漏れとかそういった部分については検討しておりませんが、ただ、感染症対策、消毒の徹底ということで、学校のほうには通知しているところでございますので、特に先ほども御説明いたしました昨年度配置していただいたスクール・サポート・スタッフ、これが主にこの学校の消毒等の作業をやっていますので、その職員を中心としながら、消毒作業を行ってまいります。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
消毒に関する教育や実施要領というのは、どこかで教育をされた方ですか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
このスクール・サポート・スタッフは、特に専門に教育を受けたとか、そういった消毒作業を専門にということではないんですけれども、文部科学省のガイドラインのほうにも消毒の仕方とかは書いてありますので、そういったものをもとに各学校の消毒作業を行うことになります。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
与党の私が、自民党政権与党側のほうがおかしいですけれど、文科省が出したのは僕は間違っていると思っています。
ちょっと名前は出せないですけれども、他市町村では、その消毒の仕方が甘くて、もしくは消毒中に先生がコロナウイルスにかかったということがあるそうです。
結局、前も防災のことでも話しましたように、防災のことが分かっていない人が防災計画を立てても意味がないんですよ。だから消毒を分からない人が消毒しても、本当に目に見えない分、評価というのはできないんですよね。
なので、例えば、牧志公設市場を移すときに、消毒関係の協会だったり、あと、那覇市内にも県と公益財団がその協定を持っているそうです。本来であれば出たらすぐ事前に仮決めをしておいて、一教室幾らでやるとか、そういうふうに専門業者に任せたほうが、学校の先生にも負担が少ないし、なおかつその消毒も完璧にできるのでいいのではないかなというふうに思いますけれども、教育委員会としての見解はいかがでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
今、議員がおっしゃったような形で、専門の方に任せて、やはり専門的な立場でしっかりと消毒をしてくださるということで、そういった面ではいいかなと思いますが、今、学校のほうには、先ほど答弁したように、スクール・サポート・スタッフが配置されておりますので、そのスクール・サポート・スタッフを中心としながら、しっかりとした今言った消毒漏れがないような形で、消毒作業をしてもらいたいと考えております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
検討もしていただかないということで、もし、万が一それで二次感染が起きた場合については、現在の教育委員会の問題ということで強く責任を受け止めて、いろいろ処分も考えていただきたいと思います。
あと、オンライン授業の話でありますけれども、オンライン授業については今、資料について先生が作っているんでしょうか、それとも、どこかで買ってきたものでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
オンライン授業にはいろいろなパターンがあるかと思うんですけれども、相互にお互いにやり取りをしながらの授業と、それから教材を流して、それをまた生徒が受けるという授業がありますが、研究所のほうで、昨年選択したAIドリルとか、そういった教材を使っての授業もやっておりますし、それから、画面越しに先生と直接やり取りしながら教科書の授業を進めるといった方法を取り入れている学校もございます。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
質問に簡潔に答えてください。
授業をやっている教材については、先生が作っていますか、購入したものを使っていますか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
両方でございます。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
先生のほうから、こういうような陳情というか、お話をいただきました。
この授業をつくるのに非常に時間がかかると、定年が来年もしくはあと2年後の先生とかは非常にかわいそうで、こんなにしないといけないのか。しかも消毒となったら自分たちも消毒しないといけないけれど、私たちって本当にこんなに働かないといけないんですかというようなことを直接先生のほうからいただきました。
一方、ほかの市区町村については、業者から教材用のソフトを購入したりしていますけれども、那覇市としては検討されたんでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
昨年度、教材ソフトについては検討して、そのソフトに基づいて今年度は授業等を展開していると認識しております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
本当にそのソフトで授業を展開されているんですか。確認はされていますか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
すみません。私認識と話しましたが、正確に私が実際その教材を活用して授業しているのを見たことはございませんが、そういった活用をするようにということで入っている教材ですので、先生方はそれを利用している、活用しているというふうに認識しております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
やはり、その一番は投げっ放しではなくて最後までフォローアップをしていないと、現場の先生かわいそうですよ。要はそれが使えるか使えないかも分からないし、そういった部分でのフォローアップをしないといけないなというふうに思います。
学校はもちろん、児童生徒のためであり、将来を担う大切な子供たちのためでありますけれども、それを支えてくれるのはやはり父兄であり、そして学校にいる先生だと思います。しっかりと先生のほうにも向いてもらって、そのように対応していただきたいと思います。
教育委員会のほうで現在のITの授業、リモート授業について、ぜひとも調査をしていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
今、教育研究所のほうでIT支援の活用状況という形で調査しておりますが、今議員が御指摘のとおり、実際にどういった形でどういうふうに活用されているかというのは非常に大事なことだと思いますので、調査についてはまた検討をさせていただきたいと思います。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
ありがとうございます。
冒頭コロナ対策について、熱発が出た場合については待機室で待機するという形がありました。以前の議会で光触媒の話をしたんですけれども、6月定例会中に部長のほうから光触媒について新型コロナウイルスなどでは特定のウイルスに対する効果を保証するものではないという趣旨の発言をしましたけれど、その意味について再度質問します。

○野原嘉孝 副議長 
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
お答えいたします。
その部分につきましては、工業会のホームページ等にあった部分で御紹介したんですけれども、光触媒及びその関連製品の効果を否定しているような誤解を招く答弁があったということにつきましては、おわび申し上げたいと思います。
光触媒そのものの効果や議員が御紹介のあった大学の研究等の内容を否定している意味ではございません。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
保健室のことを話をしましたけれども、ただ、今まで話したオンライン授業の話であったり、やはり、私は学校生活の中で児童生徒は学校に行って、やはりそこでしか知り得ない学習以外のいろいろな勉強というのもやらないと、行く場所が学校だろうなという認識を持っています。
なので、学校BCPではないですけれども、一度コロナの陽性者が出たところで、すぐにやはり学校運営をもう一度繰り返していかないといけないのが教育委員会の責務ではないかなというふうに感じております。
その中で、特に、今年中学3年生という子たちは、非常に受験まで残り半年を切っていく中で、非常に難しい。ただ、学校に行かないといけない、勉強もしないといけない、細かいニュアンスの相談をしたいというのもあると思います。その中の学校のBCPの中でいかに継続的に運用する中で、やはりこの待機場だったり、コロナ感染をすぐに抑え込むことが必要だと思いますけれども、その中で今、教育委員会のほうからは消毒に関しては素人がやっても問題ないというような発言がありましたけれども、光触媒については中学校の保健室ぐらいはやってあげたほうが、学校を止めないためには重要ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
やはり、学校の教育活動の中で、今、議員がおっしゃっていたように、一番の大事なことは子供たちをどうつなげていくか、つながりを持ちながら教育活動を展開するかということが必要だと思います。
そのためにも感染防止対策はしっかりとすることが必要だというふうに考えております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
感染症対策をやることの必要はみんな分かっているんですよ、光触媒のことについて、どう思いますかという質問です。

○野原嘉孝 副議長 
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
お答えいたします。
新型コロナ感染が疑われる児童生徒の一時待機場所として、保健室以外の別室での対応や保健室をカーテンで仕切ったりですとか、ベッドの間隔を空けたりなど対応して、その他のけがをされている方を分けたりとか、感染が疑われる児童とその他の生徒が接触しないような対応はしておりますが、今、併せて換気対策としてのサーキュレーターや空気清浄機等の整備もしております。
ただ、さらなる対策につきましては、光触媒も含めて検討する必要もあると考えております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
一番最初の質問の中で、デルタ株になって感染力が強い、エアロゾルがあると、エアロゾルがあるとは言いませんでしたけれども、そういうような状況で今状況が変わってきて、カーテンをかけても、要は感染したりとかする可能性が非常に高いのに、その辺は教育委員会として非常に認識が甘いんじゃないかなと思います。
ちなみに福岡市役所、各区役所、保健所センター、日光市立今市小学校、あと小郡市立三国小学校では既に導入をされているそうです。
その中で6月の段階でも調査研究をするというふうに光触媒について部長答弁があったんですけれども、どのように調査研究されていますでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
休憩します。
(午後2時37分 休憩)
(午後2時38分 再開)

○野原嘉孝 副議長 
再開します。
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
大変すみませんでした。
市内の小中学校の保健室の感染対策状況の把握をしたり、中核市のほうにもコロナ対策をどのようなことをしているかということの調査をかけて、そういうのも参考にしながら検討を進めているところであります。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
私が質問したのは、光触媒についてです。

○野原嘉孝 副議長 
休憩します。
(午後2時39分 休憩)
(午後2時40分 再開)

○野原嘉孝 副議長 
再開します。
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
お待たせしました。
光触媒については、議員からも紹介があった大学の研究とか、ほかにも研究されているものの確認をしたりとか、あとは光触媒が使われているそういう研究からも有効性があるというふうには考えております。
ではどのような工業製品があるかというものも今、確認を取っているところであります。中核市においての調査の中にも、光触媒等による室内抗菌がされている事例があるかというようなものも調査の中で入れております。
以上であります。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
もう時間がないのでこれで終わりにしますけれど、中核市がどうのこうのではないです。沖縄県、患者の割合が多いんですよ。そういうものもちゃんとやらないと、いつまでたっても終わらないと思います。
最後、3.スポーツ行政について。
宇栄原小学校屋内バスケットボールについて、陳情が出ております。これについて、陳情によると、その中で真嘉比小、城岳小は屋内運動場に6台設置されているそうです。4台を6台にしてくれという陳情ですけれども、その違いはなぜでしょうか。

○野原嘉孝 副議長 
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
お答えいたします。
屋内運動場建設事業におけるバスケットゴールにつきましては、小学校学習指導要領に基づく体育の授業等を実施する上で必要な個数を各学校と調整を行い設置しております。
また、平成25年度以降に設計した屋内運動場につきましては、原則ミニバスケットコート2面に必要とされるバスケットリング4個を整備しております。
昭和53年に建築され、約40年経過し、施設の老朽化に伴い改築した宇栄原小学校屋内運動場につきましては、平成30年度から実施した基本設計時より、学校関係者、宇栄原こども園関係者、宇栄原小学校PTA、宇栄原こども園PTA、地域自治会及び各スポーツ少年団体等が出席した事業説明会のほか、ミニバスケットボール部を含むスポーツ少年団が集まる連絡協議会に適宜出席し、計画の内容及び事業の進捗について説明を行い、意見交換した上で工事は作成着手しており、本工事につきましては、本年1月に完成し、2月に供用を開始しております。
以上であります。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
短い結論だけ聞きます。
これはつける必要があるか、ないか、どっちで思っているんですか。

○野原嘉孝 副議長 
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
屋内運動場の整備につきましては、先ほども答弁しましたけれども、体育の授業等を実施する上で必要な個数を整備しておりますので、それに必要なものと考えております。

○野原嘉孝 副議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員 
スポーツ基本法のほうで、国、地方公共団体は学校スポーツ施設の改修、照明施設の設置その他必要な施策を講ずるよう努めなければならないとあります。これについて、どう思いますか。
(終了告知のブザー音)

○野原嘉孝 副議長 
終了です。
休憩します。

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