令和03年(2021年)6月定例会 一般質問

◎大山孝夫 議員 
おはようございます。自民党会派の大山です。昨日の積み残し分がありますので、そちらのほうから先に質問していきたいと思います。
4番の文化行政についてです。
なはーと建築等に関する総工費についてですけれども、代表質問で147億1,000万円と答弁いただきました。以前でも取り上げました広報なはでも、市民の皆さんに広報されたところであります。
実際の総工費、広報なはで市民に説明した金額、財源構成、補助金分、那覇市負担分、その差額について御説明をお願いします。

○久高友弘 議長 
比嘉世顕市民文化部長。

◎比嘉世顕 市民文化部長 
お答えいたします。
現在の総事業費及び財源構成は、総事業費約147億1,000万円、沖縄振興特別推進交付金いわゆる一括交付金約71億6,000万円、一括交付金を除く市負担分は約75億5,000万円となります。
平成29年11月の広報なは市民の友で紹介した事業費では、総事業費約138億8,000万円、一括交付金見込額約107億2,000万円、一括交付金を除く市負担分は約31億6,000万円となります。
事業費及び一括交付金の見込額などとの差額につきましては、総事業費約8億3,000万円の増、一括交付金約35億6,000万円の減、一括交付金を除く市負担分は43億9,000万円の増となります。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
交付金が減ったのもあれですけれども、市負担分が大きく43億円程度増えたのは非常に問題というか、非常に大きな課題だと思います。
そこで、なぜこの広報なはと違ったのか、御説明お願いします。

○久高友弘 議長 
金城康也企画財務部長。

◎金城康也 企画財務部長 
お答えいたします。
平成29年11月の広報なは市民の友では、交付金について制度上限の8割の活用を想定し、交付見込額として掲載しておりました。
この数年、交付金につきましては、全体額の減少により、本市への基本配分額も相当な減額がある中、他の一括交付金事業の継続、維持も図りつつ、本事業への交付金充当額の確保に可能な限り努めてきたものと考えております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
ちなみに、この周辺で一銀線という道路の工事を行っておりますけど、この一銀線の工事については含まれていますか、いませんか。また、含まれていないなら別で幾らか教えてください。

○久高友弘 議長 
比嘉世顕市民文化部長。

◎比嘉世顕 市民文化部長 
お答えいたします。
一銀線の工事費については、今お答えした額には含まれておりません。一銀線につきましては、所管は変わりますけど、約52億円の事業費が想定されております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
52億円ということで、あと47億1,000万足せば、ざっくりですが約200億というような膨大な周辺の一連関連になると思います。
ちなみに、この一銀線の工事ですけれども、このコロナ環境下において一般財源、市負担分も43億円増えたということで、これはもう計画どおり早急に進めていくつもりでしょうか。

○久高友弘 議長 
幸地貴都市みらい部長。

◎幸地貴 都市みらい部長 
お答えいたします。
一銀線の道路整備につきましては、交通渋滞の緩和であるとか歩行者の安全性、快適性を確保するために、拡張整備工事は必要であると認識しております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
予定どおり、このままスケジュールどおりどんどん進めていくということでよろしいでしょうか。

○久高友弘 議長 
幸地貴都市みらい部長。

◎幸地貴 都市みらい部長 
そのように予定どおり進めていく予定でございます。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
今、一般の方も多くの金銭的な問題を抱える中で、これをすぐに進めてはいけないのかどうなのかというと、私はそういうふうには市民は捉えないような気もします。この一銀線、今まで途中で進んだものはそのまま置いておくにしろ、一時凍結というか、そのような中で財源を確保して、ありとあらゆるところに、今、本当に目の前の生活に困窮している方、生死に関わる方も多々おります。ぜひともそういったところをやっていただきたいと思います。
次の質問、5番目、コロナワクチン接種についてであります。
代表質問では1、2の細部を聞いておりますので、再考、確認ですけれども、松山のPCRセンターの職員、あと柔道整復師、鍼灸師の優先接種及びKey-Netの活用について、改めて当局の考え方の説明をお願いします。

○久高友弘 議長 
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
松山PCRセンターの職員については、昨日の答弁では優先接種の対象としていないというふうにお答えしましたけれども、改めて保健所内で検討いたしました。議員からも御指摘がございましたように、濃厚接触者への接触が多いこと、これに鑑みまして、優先接種の対象としての方向で調整をしてまいります。
また、柔道整復師、鍼灸師につきましては、東京都を含め先進地事例を勘案しながら、どのような方々から優先的に接種していくか検討してまいります。
次に、厚生労働省が開設している医療人材の求人サイト、医療のお仕事Key-Netにつきましては、手数料の負担がございません。必要な人材の募集情報をウェブ申請フォームを通じて登録することで、ウェブサイト上で公開されておりまして、求職者からの応募を受け付けることが可能となっています。
ワクチンの接種拡大を図る上で、医師・看護師の確保は重要な課題であるため、積極的に活用してまいります。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
PCRセンターの件につきましては、早急な御判断ありがとうございました。あと、Key-Netの活用についても、ありがとうございました。
今朝の新聞で大規模な会社は1,000人以上について接種ができるとありましたけれども、やっぱり医師・看護師、接種できる、注射を打てる方が少ないというのが大きな課題というのはありました。Key-Netも民間も活用できますので、その辺の周知をして、その制度を使いましたよということを多くほかの県民、他市町村、企業、団体にも知っていただきたいと思います。
あとは大規模な集団接種が新聞の中で少なくなってきている。思ったより全然進んでいないというような現状もありました。
ちょっと話は変わるのですけれども、今個別接種といって、医院で打っているところについてはなかなかすぐ、やっぱりかかりつけ医で打ちたいという方が多くいらっしゃいまして、そのワクチンの配分数が少ないためにすぐ予約がいっぱいになってしまうと。なので、患者さん同士が知り合いの場合、あなたは予約できたけど私は予約できていないと。要はお医者さんのほうが、あなた何かえこひいきしているんじゃないのと言われて、医師がせっかく前向きに頑張っているのに、差別じゃないですけど、間違ったようなことを、正しい正当な判断というか、評価を受けていないというところがあります。
今後、集団接種が満杯にならなかったり、もしくは大規模接種が満杯にならなかったとき、そういうときに一市民の皆様が個別接種を望んでいるならば、ワクチンの再配分や、また個別の医院に回すとか、そういう柔軟な運用をしていただきたいと思います。
そのためにはプラットフォームが必要ですし、人も必要となると思います。市としては、こういったワクチンの再配分に対するシステムづくりについては検討いただけないでしょうか。

○久高友弘 議長 
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
この集団接種会場と個別接種で使うワクチンの配分につきましては、あらかじめ勘案はしております。それで集団接種会場には予約分のワクチンを運んでおりますので、基本的には余剰は出ない形となっております。
仮にワクチンの余剰が出た場合でも、ワクチンの再配分については品質管理の観点から認められておりませんので、一旦運んでしまったものを改めて打つということはできません。
ですが、最初に申し上げたとおり、実際の実施状況を見ながら、この配分についてはあらかじめ計画的に配分を整えていきたいと、このように考えております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
再配分ができないということを確認しました。ぜひとも今までの1回、2回の経験を3回、4回、5回、大規模接種につなげてもらって、いち早く住民の方が接種できるようにしていただきたいと思います。
あと、やっぱり個別接種については非常に、もしくは民間の活力というのはコロナワクチンの接種以外でも非常に大きなところを占めていると思います。特に今であれば、ワクチンの早期接種により、医院、各クリニックが非常に頑張っておりますし、勤務するお医者さん、看護師さんも非常に頑張っているというような状況でございます。こういう医療従事者、もしくは営業所、医院、クリニックに対して、市独自で給付金でありますとか応援金とかを出すということは不可能なのか、もしくは検討されないでしょうか。

○久高友弘 議長 
長嶺達也健康部長。

◎長嶺達也 健康部長 
個別接種を行う医療機関に対しては、もともと国が定めた報酬はございますけれども、これに対するさらに上乗せのというふうな御質問の趣旨だと思います。今のところ予定はございませんけれども、本市として上乗せを行うか、今後状況に応じて検討をしてまいります。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
財源を使うので、ここで使うのがどうなのか、適切なのかというのは非常に大きな問題があります。
ただ、この状況を早く終わらせるためにどこに要は力を入れてというのは、昨日の代表質問でありましたけれども、柔軟な運用というのが大切になります。そういった面でも考えてほしいですし、また、今一番危惧しているのが、役所の職員の皆さん全員でこの問題を執り行っておりますけれども、コロナ関係で電話もパンクをしていると聞いております。いろんな面で人が少ないんじゃないかなと思いますので、大規模な人員の確保をしなければ、今後65歳以下の部分にワクチンの適用が始まったときに、もっともしかしたら忙しくなるかもしれないとか、いろいろなことを想像しながら準備を行っていただきたいと思います。
あと、ワクチンとは違うコロナ関連ですけれども、実は私、昨年の議会で学校の件で質問をいたしました。熱がある児童生徒さんは保健室に行ったりということで、いろんな対応をしていただけませんかということだったんですけれども、この学校の対応状況というのは今どうなっているか教えてください。

○久高友弘 議長 
武富剛教育委員会学校教育部長。

◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
学校の対応状況としましては、もちろん熱等の症状がある児童生徒は休むということになっております。それから、家族にそういった症状がある児童生徒についても休むという形の対応をしております。あと、現在濃厚接触者として、例えば家族の方がそういった状況にあるという場合には、学校と相談しながら状況を確認していくという対応になっております。以上でございます。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
具体的に言います。昨年の11月定例会、12月9日の私の一般質問の中で、例えば東京工業大学、あるいは奈良県医科大学、神奈川県産業技術研究所で、可視光反応型光触媒によるコロナウイルス不活性化というのを確認しているといったようなところで、そのときの答弁が、「子供たちへの感染防止対策で必要だと考えておりますので、今議員がおっしゃったような形で前向きに検討していきたいというふうに考えております」というようなものがありました。そこの部分についてはどうなっていますか。

○久高友弘 議長 
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
お答えいたします。
議員から光触媒についてのお話があったかと思います。光触媒について、光触媒工業会のホームページによると、光触媒は、その作用によりウイルスの外膜を酸化分解することにより、ウイルスの活性を抑制する効果があるとの説明がございました。
しかし、新型コロナウイルスなど特定のウイルスに対する効果を保障するものではなく、また、病気の予防や治療効果を示すものではないとの説明もございました。
新型コロナウイルスに関しましては、現在も世界中で調査研究が進んでいるとの認識でございます。教育委員会といたしましては、引き続きこれらの調査研究に注視してまいります。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
私がそのとき提示したのが、東京工業大学で光触媒で不活性化を確認というふうに、もう具体的に議事録に載っていると思うのですけど、その件について確認されましたか。

○久高友弘 議長 
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
確認をしております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
確認はしたけれども、コロナウイルスに効かないという、やりたくないからそういうふうに書いていますというふうな答弁に聞こえるのですけど、私のほうはその議事録というか、議会の中で、不活性化を確認したというふうな論文、研究レポートをお伝えしたんですけれども、なぜそういうふうな光触媒は意味がないというふうに言ったのか、経緯について説明してください。

○久高友弘 議長 
休憩します。
(午前10時16分 休憩)
(午前10時18分 再開)

○久高友弘 議長 
再開します。
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
失礼いたしました。
大学の研究等では、そういう研究があることは承知しておりますが、この光触媒の工業会のほうでは、まだ新型ウイルスに、特定のウイルスに効果があると保障するものではないというふうにあるものですから、その辺は慎重になっているところであります。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
これを話したのは、新しく東京大学の大学院のほうでも99.9%コロナ不活性化ということで、これテレビでも放映されているものをまた紹介しようと思ったのですけど、どれだけ科学的根拠を言ったとしても、組合が言っているからやりませんということなんでしょうか。その科学的根拠の取扱いがよく分からないので、もう一度説明してください。

○久高友弘 議長 
休憩します。
(午前10時19分 休憩)
(午前10時23分 再開)

○久高友弘 議長 
再開します。
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
大変申し訳ございません。
光触媒については、もう一度大学の報告書等を確認しながら検討していきたいと思います。

○久高友弘 議長 
休憩します。
(午前10時24分 休憩)
(午前10時24分 再開)

○久高友弘 議長 
再開します。
小嶺理教育委員会生涯学習部長。

◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長 
先ほど答弁した中で、光触媒について、光触媒工業ホームページに書かれております、しかし、新型コロナウイルスなど特定のウイルスに対する効果を保障するものではなく、また病気の予防や治療効果を示すものではないという説明は答弁しましたけれども、これは医薬品、医療機械等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の中で、そういうことをうたうことはできませんよと、表示はできませんよということでのものでしたので、この光触媒の製品を否定しているものではないということで、説明をつけ加えさせていただきたいと思います。以上です。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
皆さんは意味が分からないと思いますけど、ゆっくり時計が止まったときに話をしたいと思います。
その光触媒、auの75店舗の全ショップ、あとは琉球バス、那覇バス、全151台もこの処理をして、民間のほうがどんどんどんどん、菌がついてもすぐ不活性化するというのをやっているそうであります。この辺はやっぱり役所としても、子供にすぐ学級閉鎖ではなくて、いろんな議員が何でなんだというような話もありましたけれども、そうではなくて、もしクラスターになってしまったらとか、いろんなことの先を考えて処理を行わないといけないかなというふうに思います。光触媒以外にもオゾンとかいろいろありますので、それについては早急に研究をしていただきたいと思います。
教育長も責任を持ってその辺の、子供を守るために設備等を整える、予算はかかりますけれども、整える部分は整えるということの認識でよろしいでしょうか。

○久高友弘 議長 
山城良嗣教育長。

◎山城良嗣 教育長 
今、議員のほうから御指摘のありましたこと等について、子供の命を守るという視点をまず第一に考えながら、いろんなデータであったり、いろんな知見であったりというのを取り入れて、何ができるのかを前向きに検討させていただきたいと思います。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
ありがとうございました。
1の防災行政について、話をします。防災スペシャリストの養成研修というのは、防災士とは違う、以前にも説明したんですけど、数か月かかるカリキュラムの中であります。
その中で、私が市に防災監の採用のお願いをし続けて1期丸々たちました。
その中で、この防災士、今年那覇市は職員が防災スペシャリスト養成研修を受けたということで、1歩前に進んだなというふうに思っております。それに対する市の所感を教えてください。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長 
昨年度末、内閣府行政実務研修へ職員を派遣し、同職員は総合監理コースなど全10コースの受講を経て、地域防災マネージャーの資格を取得いたしました。
当該職員につきましては、今年度より防災危機管理課長として配置し、平時からの防災・減災対策に関する取組の推進や、災害発生時の災害応急業務が円滑に実施できるよう災害対策本部の運営を指揮しております。
今後、研修で得た知見や専門知識を十分に発揮し、本市の防災・危機管理体制の確実な強化につながるものと認識をしております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
本来であれば、地域防災マネージャー制度を受けるためにこの業務に至って、その後、大体5年間ぐらいですかね。専従でやるから、そこに防災力の非常に強みがあると思います。現職の方が受けたから、次配属替えとかになってしまうんですけど、ぜひとも防災専門、地域防災マネージャー制度を要は採用してほしいというのが私の願いでございましたので、この辺については引き続き検討を強く要望したいと思いますけれども、総務部長、いかがでしょうか。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長 
本市の防災体制の強化、これは非常に重要でございます。今回あえて消防職員を配置いたしましたのは、やはり実働部隊である消防局との連携も想定したものでございます。内部からの底上げをしっかりやっていくということはもとより、今後もさらなる防災体制の強化に向け、幅広く取組を進めてまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
この研修については、全国で枠を争う中で那覇市が取って、しかもこれは再就職用ではない枠を1つ削ったという重責を考えて、いろいろな防災の準備を行っていただきたいと思います。
時間がなかったのでぱっぱ行きますけれども、ペット同行非難訓練の取組について、那覇市の現状を教えてください。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長 
ペット同行避難訓練につきましては、平成30年度及び令和元年度那覇市総合防災訓練において、避難所設置運営訓練と併せて実施いたしました。
当該訓練を通し、避難所におけるペットの受入体制等について確認・検証を行うことができたものと考えております。
昨年度は、当該防災訓練はコロナウイルスの関係で実施を見送っておりますが、引き続きこれらの訓練等を通して、災害時の連携強化に努めてまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
ありがとうございます。いろいろ議会で質問をして、少しずつですけど、前に動いてもらっているのは本当に感謝申し上げます。
その中で、青森県が先進的な事例を行っておりまして、人とペットの避難所マップというのを作成しております。那覇市ではできないのでしょうか。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長 
過去の災害において、ペットが飼い主と離れ離れになってしまう事例が多数発生するなど、様々な問題が発生したことを認識しております。
そのため、災害時のペット同行避難を推進することは、動物愛護の観点のみならず、放浪動物による人への危害防止や生活環境保全の観点からも必要な措置であると考えております。
議員から御紹介の青森県の事例は、私どもも確認をさせていただきました。引き続き運用状況を含め、先進都市の取組事例等について調査・研究してまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
本当は沖縄県がやってほしいような事案ですけれども、那覇市のほうから紙媒体でもいいですし、今分かるところだけでもいいのでやっていく。もしくは市のホームページ上でも公表するというのは、一団でもいいのでそれは大きな価値があるので、先進的にちょっとずつ取り組めるところは取り組んでいただきたいと思います。
ちなみに総務部長は、前総務部長、前々総務部長、副市長もいらっしゃいますけれども、私同じ質問をしたことがあります。災害というのは、今現在、今すぐに起きてもおかしくないというふうな認識でしょうか。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長 
そのように認識しております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
このコロナ環境下でも非常にそういう状況はありますので、ぜひとも防災のことはなかなかよく分からない縁の下の力持ちのところはありますけれども、しっかりとその辺も、コロナ環境下であっても止めちゃいけないものがあると思います。教育も同じですけれども、その辺については重々認識をして進めていきたいと思います。
(2)のペット同行避難訓練で、最近、ドッグランを併設して、その周りにキャンプができるようになったりとか、そういったようなことをやって、ふだんから動物愛護の面でもドッグランを活用するし、また、その周りでキャンプをすることによって防災時の能力を高めるというような活動が県外で行われているというふうに伺っております。
その中で、市独自というか、自治体がお金を出す部分と、例えば公園の中にドッグランを作って、その中でふだんは遊ばせて、その周りでキャンプをやるというような動きもあるそうです。豊見城市ではしおさい公園がキャンプということではちょっと前に進んでいるというふうには伺っております。そういったときに、市独自が財源的に無理であれば、やっぱりPFIの活用というのも考えた中で、そのドッグランの設置などというのは市のほうでは考えられるでしょうか。

○久高友弘 議長 
幸地貴都市みらい部長。

◎幸地貴 都市みらい部長 
公園内における平常時のドッグランの常設につきましては、防災上の機能を維持しつつ、スペースの確保なども整理した上で、Park-PFI事業などを活用した取組について、その可能性について調査・研究してまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
ぜひ防災のこともありますし、市民会館「なはーと」もそうでしたけれども、PFIの活用があればもともとの財源が減るとか、かけるお金が減るとか、市にとってもいいメリットがあるので、PFIの活用についてはぜひ先進的に考えるとともに、ペットについても大切に思ってほしいと思います。
時間がないのでぱぱっと行きます。
2.道路行政について、別紙の表示資料をお願いします。
(モニター使用)
休憩お願いします。

○久高友弘 議長 
休憩します。
(午前10時34分 休憩)
(午前10時35分 再開)

○久高友弘 議長 
再開します。

◆大山孝夫 議員 
別紙第1、お願いします。
場所については、ここの場所ですね。小禄宇栄原のほうなんですけれども、さつき小学校の近くの道路のお話であります。
次、お願いします。
ガードレールがありまして、通学路の中で非常に細い道を使っているということであります。
次、お願いします。
この次、お願いします。
ここの道路、非常に切れ目がないということで、人がすれ違うとき、特に女性がすれ違うときにやはりいろんな心身の、要は痴漢だったりとか、そういうふうな犯罪がちょっとあるということで、女性が反対側のガードレールがないところを歩いているそうです。ここを間引くなりして、ちょうど逃げ道をつくるような感じに道路設置はできないんでしょうか。

○久高友弘 議長 
幸地貴都市みらい部長。

◎幸地貴 都市みらい部長 
お答えいたします。
ガードパイプの間引きにつきましては、児童生徒などの歩行者が、歩行空間から一時的に車道にはみ出すことになり、安全性の確保が懸念されることから、間引きによる対策はかなり難しいものなのかなと考えております。

○久高友弘 議長 
大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
ありがとうございます。ちょっと途中ハプニングがあってなかなか進まなかったんですけれども、私の今期の質問はこれで終わりますので、あといろいろ皆さんに期待を申し上げて、私の一般質問を終わります。
ありがとうございました。

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