令和04年(2022年)11月定例会 一般質問

◆大山たかお 議員
おはようございます。
発言通告書に基づき、質問をしたいと思います。
まずは、知念市長、市長就任誠におめでとうございます。これからもしっかりと議会そして市当局、協調しながら進めていっていただきたいと思います。
さて、昨日はワールドカップの決勝トーナメントがありまして、私もちょっと見ながら延長線そしてPKと、結果としては非常に残念な結果ではございましたけれども、やはり日本一丸となって応援をするというすばらしさと最後まで諦めないというのを見させていただきましたので、今日は30分間、しっかりと私も最後まで頑張るという、いいコメントをいただけるように頑張りますのでよろしくお願いします。
それでは、質問でございます。
県外の自治体等や県内事業所でペットボトルをはじめとするプラスチックごみ削減を推進するため、マイボトル専用の給水器を設置し、誰でも給水できる環境を整えているところがありますが、本市のマイボトル給水事業について伺います。

○久高友弘 議長
儀間規予子環境部長。

◎儀間規予子 環境部長
お答えいたします。
本市の市役所本庁舎などの公共施設において、来庁者を含め市民も自由に利用できる冷水器を設置しております。議員御提案のマイボトル専用の給水機については設置しておりません。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
それでは、資料1、お願いします。

県外では、直接飲むタイプではなくマイボトルを活用した給水機の設置を行っている自治体が50以上あるということで、資料としまして、左側にあるのは今那覇市の市役所に置いてある給水の冷水器ですね。そして、東側が東京都東村山市で採用されている、この方は市長ですけれども、水をくむようなもの。
そして、資料2、お願いします。

そのほか、同じ中核市、熊谷市そして横須賀市でも同様に自分の水筒、マイボトルを活用した給水機というのが設置されております。
資料ありがとうございました。
さっき見ていただいたように、設置をしている自治体は50団体以上あり、コロナ等の感染防止の観点からも、直接飲むタイプは感染拡大になる可能性があるとも指摘されております。当局の見解について伺います。

○久高友弘 議長
儀間規予子環境部長。

◎儀間規予子 環境部長
直接飲むタイプの冷水機につきましては、跳ね返って出た水しぶきに含まれる飛沫などが飛び散る可能性もあることから、マイボトルを利用した給水機に比べ感染リスクがあることが推測されます。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
ありがとうございます。
先ほど見てもらった那覇市のものですが、どうしても口を直接つけることができる給水機だと思います。議員各位の皆様、そして職員の皆様については水筒を使って入れていると思いますけれども、私も学生時代、野球部そして柔道部に入っておりました。その当時はあまり水を飲むなというような教育もありまして、外野にペットボトルを置いて、飲むなと言っているのにやっぱり飲みたくなるので、わざわざボールを外に取りにいってそこで水を飲むというような行動もしておりました。
やっぱり子供とか苦しい環境になると、どうしても飲むなと言っても飲んでしまったりとかというのは、致し方ないとは言いませんけれどもそういう環境にはあるし、やりやすい環境にもあります。なので、その辺についてはしっかり考えないといけないなというふうにも、物理的に飲めない環境というのをつくるのも、ある意味コロナ以外の感染症、その他の対策についても考えないといけないと思います。
また、利用については、普通のペットボトルというか、タンクを使うことではなくて、水道水を活用することで価格帯をかなり抑えられるものとのことでした。
ここで質問しますけれども、当然ながら那覇市の水道水は安全でおいしいですよねということをお伺いしたいと思います。

○久高友弘 議長 
大嶺政信上下水道部長。

◎大嶺政信 上下水道部長
水道水の安全性等についてお答えいたします。
那覇市では、市民に供給する水が水道法で定める水道水質基準に適合し、安全であることを確認するため、定期及び臨時の水質検査を実施しております。水質検査結果はホームページ及び広報誌で公開しており、全ての基準項目において水質基準に適合した安全な水道水であることを確認しております。
また、今年度の広報誌「なはの水」7月号に寄せられた市民の皆様の感想として、「那覇市の水道の水が安心して飲める」「おいしい」とのお声をいただいております。
今後も引き続き、安全・安心な水道水の供給に努めてまいります。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
水道部長からもおいしい水といったようなことで、私もそのように思います。PFOS、PFOA、昨日代表質問に入りましたけれども、日本という国は各国よりもかなり基準が低くて、その基準の範囲内といったようなところがあります。そういったところで那覇市の水道も安全・安心に飲めるということが分かりました。
最後になりますけれども、水道水を活用した給水機であれば、衛生面でも安全でランニングコストもあまりかからない状況で設置して、一部1階に置くなどして市民に解放することが、SDGsや廃プラの意識をつけながら熱中症予防やいろんなもので使えると思います。那覇市としての見解をお願いします。

○久高友弘 議長
儀間規予子環境部長。

◎儀間規予子 環境部長
お答えいたします。
マイボトルの利用につきましては、環境に配慮する意識、行動が目に見える形の取組であり、環境意識の啓発、また、ペットボトルをはじめとするプラスチックごみの削減に寄与するものと考えております。
今後は、今回議員より御紹介いただきました県外事例等も参考にしながら、課題整理を行ってまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
ありがとうございます。ぜひ積極的に頑張っていただきたいと思います。
次の質問であります。
氷河期世代の採用について教えてください。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
就職難が社会問題となりました、おおむね1993年から2004年に学校卒業期を迎えた世代を就職氷河期世代と称しております。国においては当該世代の就職支援策として、令和2年度から令和4年度までの期間、集中的に取り組んでいる中途採用試験となっております。
また、地方においては、それぞれの地方公共団体の実情を踏まえた積極的な採用が行われるよう、国から要請がなされております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
私も1999年高校卒業で就職でしたので、こういった時代をよく覚えております。
ところで、今回の受験資格についてはどのようになっているんでしょうか。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
実施当初の令和2年度においては、年齢要件のみの受験資格としておりましたが、令和3年度より年齢要件に加え、沖縄県内の学校を卒業した者との要件も受験資格としているところでございます。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
今回から沖縄県内の学校を卒業した者ということで答弁がありましたけれども、これをなぜ入れたか、どのように考えているのか、続いて教えてください。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
一般的な定期試験等においては、優秀な人材の確保及び地方公務員法第13条の平等の原則を受けて、特別に地域を限定する受験資格等は定めておりません。
しかしながら、今般の当該採用試験につきましては、県内他自治体の実施事例も極めて少なく、また、厳しい境遇に遭った方々に対する支援措置的な側面もある採用枠であることに鑑み、本市の政策的な判断として、県内の学校を卒業した者を受験資格としたところでございます。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
内容についてはよく分かりました。これまで沖縄で頑張ってきた人ということで、そういうふうな門戸を広げようということは分かったんですけれども、ただ、私のように高校、私はちょっと違いますけれども、高校もしくは大学を卒業して、そのまま那覇市で働きだした、沖縄県で働きだしたというと、それから20年近く沖縄県内でもしくは那覇市のために頑張っているといった人のチャンスがないんじゃないかということも感じるところでございます。
また、こういうふうに門戸を絞ることは、確かに恩恵を市民、県民に返す、もしくはチャンスを広げるという意味ではいいんですけれども、那覇市として、20年間沖縄で働いた優秀な人材がいたのにその人材を活用することができないといったようなことで、ちょっとハードルが高過ぎるような受験資格だったんじゃないかなというふうに思います。
先ほど答弁でありました地方公務員法の第13条の平等の原則からも、ちょっと問題があるんじゃないかなというふうに思いますけれども、今後受験資格は優秀な人材の補充・確保が図れるよう、対象者の範囲が広がるような対応をするべきではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
就職氷河期世代を対象とした採用試験につきましては、国からの集中的取組の第1ステージを終えたことから、次年度以降の実施については現時点で未定でございます。
仮に継続して実施する場合には、御指摘のありました優秀な人材の補充・確保という視点は極めて重要でございますので、この点を含めて、当該試験の目的や特殊性を踏まえつつ、本市の政策的な面から改めて検討、判断してまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
今、非常にすばらしい答弁がありました。ぜひとも、当初設定したお気持ちもよく分かりますけれども、今指摘したようにいろんな可能性、那覇市のための人材、そして那覇市、沖縄県のために働いた方ということで、来年度以降、同様の就職の枠というか、あるのであれば、ぜひ検討をしていただきたいと思います。
次の質問です。3番、学校保健について。
那覇市小中学校におけるフッ化物洗口の実施状況について教えてください。

○久高友弘 議長 
名嘉原安志教育委員会学校教育部長。

◎名嘉原安志 教育委員会学校教育部長
お答えいたします。
新型コロナウイルス感染拡大以前には小学校1校でフッ化物洗口を実施しておりましが、現在、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため休止しております。
今後、コロナの感染状況を踏まえながら、今年度中には再開を予定しております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
今年度再開ということで、いろんな準備ややっていない間があると思います。事故と、あとは円滑な内容等に着眼して進めていっていただきたいと思います。
ところで、12歳児の1人当たりの平均虫歯本数の状況というのは、コロナ前というか、その前と今の状況について比較があれば教えてください。

○久高友弘 議長 
名嘉原安志教育委員会学校教育部長。

◎名嘉原安志 教育委員会学校教育部長
お答えいたします。
12歳児の1人当たりの平均虫歯本数は、全国では令和元年が0.7本、令和2年は0.68本と減少しておりますが、沖縄県では令和元年が1.4本、令和2年が1.8本と増加しており、本市におきましても、令和元年1.21本、令和2年1.23本と増加しております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
短い間ですので、データの参照値が正しいかどうかというのはちょっと置いといて、一応というか、数字としては虫歯が増えているということは、やはりこのフッ化物洗口はなかなか研究対象にするのは難しいんですけれども、直接的に良かったのか悪かったのかは置いといて、やっぱり増えているというのは事実であります。
最近は国についても歯科検診制度の議論がかなり進んでいて、義務にするかどういうことかというのはありますけれども、この背景としては、口腔環境をよくすることは人生を豊かにさせる一つであるとも言われて、児童生徒の頃から口腔健康を図るのに慣れたり、そういうことをしなきゃいけないと思います。以前の議会では貧困の問題に直接関係するところも多々あって、やはり貧困の児童がそういうふうに健康面で駄目になってしまうと、幸せ、不幸せという話をしましたが、それ以外にやっぱり勉強がしにくいとか、進められない部分は多々あると思いますので、よく学校と保護者の皆さんと連携を取りながら、このフッ化物洗口を再考してほしいと思います。
那覇市ではそのほか、令和4年度から医療費が中学校まで現物支給されることになって、窓口で支払わなくてよくなりました。虫歯の治療も行いやすい環境だと、要は子供だけでも行けるんだということが当初話されていましたけど、結局現実的にはそういうことではなくて、現物支給になろうが、やはり子供だけでなかなか歯科に行くというのは厳しい状況というのが、以前言われたとおり、やっぱりそういった影響も虫歯の本数が増えたというのにはあるんじゃないかなというふうには思います。なので、虫歯を治療するというよりかは、虫歯にさせないんだと。対処ではなく根本的なものを考えないといけないということを私は強く思っております。
そのため、那覇市においては、今後フッ化物洗口についてはどのようにやっていくのかお伺いしたいと思います。

○久高友弘 議長 
名嘉原安志教育委員会学校教育部長。

◎名嘉原安志 教育委員会学校教育部長
お答えいたします。
フッ化物洗口を実施していた学校では、洗口実施前より虫歯本数の減少が見られますので、今後とも関係部局と連携しながら検討してまいります。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
ありがとうございました。
いろいろフッ化物洗口については議論があるところではございますけれども、やっぱりぜひともやりたいと、やらせていただきたいと言っているような父兄の方もいるのも現実でございます。その人たちの権利を守るべく、そして適切に丁寧に進めていっていただきたいと思います。
次、防災行政についてです。
今年度の防災訓練の状況について教えてください。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
今年度の総合防災訓練は、11月5日・土曜日に沖縄本島近海を震源とする震度6強の大規模地震と、津波災害の想定で実施をいたしました。
内容といたしましては、地震から身を守る行動を取るシェイクアウト訓練をはじめ、津波避難訓練、指定避難所設置運営訓練、遺体安置所設置運営訓練等を実施いたしました。また、本市のLINEを活用して自由に参加ができるデジタル防災訓練という取組も県内で初めて実施をしたところでございます。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
ありがとうございました。
市議会が実施する議会報告会の中でも参加の仕方が分かりにくい等々もありましたので、その辺についても修正をしながら周知をしていただきたいと思います。
ところで、これまで那覇市は防災士養成講座を実施してきました。現在の状況はどうなっているのかお伺いしたいと思います。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
本市では、平成30年度と令和元年度に防災士養成講座を実施しております。これまで計210名の防災士の資格がございました。また、令和2年にはコロナで一旦中止になりましたが、その後、令和3年度からは県内学校法人により当該講座を実施するに至ってございます。
もともと当該講座受講のためには県外に行かなければいけないということがございましたが、今般県内でその機会を得たということで、本市として所期の目的は達成できたと判断しているところでございます。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
おっしゃるように、最初については那覇市でなかなか防災講座、防災士の資格は受験ができないということで福岡等に行っていた方もいますけれども、防災士を増やしたいということで那覇市が主管的にリーダーシップを取って講座をやっていただいたのは、非常に多くの市民の方も喜んでるというのはよくお伺いします。今回は学校法人の方がやってくれることで、その任は下りたというのがよく分かりました。
ところで、そこで養成をしたり、那覇市についても結構な防災士の数がいるというふうに聞いております。今回、実際防災を、私たちも前期のときですけれども、やっぱり東北等を見たときに防災士、そして地域のもの、代表質問でもいろいろありましたけれども、自治会のものなどがやっぱりしっかりと働いて、自分たちの身は自分で守るんだと。ある地方公共団体では地元の人が、あなたたちは、役所の人は罹災証明を出して地元は地元で守るんだというような意識を持っている東北地方の方もいました。
そこで、やっぱりこの中で知識がある防災士というのは非常に重要になるのではないかなと思います。那覇市としてこのような講座、もしくは学校法人がやってくれている講座によって育成された防災士をどのように活用するか教えてください。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
防災士の皆様を地域の中で活用していくということは、地域の防災力強化に資するものであると考えております。
本市として、現在防災士を活用するための仕組みづくりを模索しているところでございますので、他市の先進地の事例等を研究しまして、その活用に向けて具体的な作業を進めてまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
防災士の方々も、せっかく安くはないお金で資格を取って、取った後に何するんだという話がよく聞かれます。なので、ぜひともその方たちの活用の場、そしてその効果で那覇市民がたくさん命をつなげるという効果をつくるために、組織なのか、もしくは運用方法等をしっかりと検討してやっていただきたいと思います。
次に、(2)今年の国民保護訓練の状況について教えてください。

○久高友弘 議長
休憩します。

◎久高友弘 議長 
再開します。
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
今年度の本市における国民保護訓練は、令和5年1月21日・土曜日に実施する計画でございます。
訓練想定は、仮想国より弾道ミサイルが発射され、那覇市上空を通過するという内容となっており、住民が市内の地下施設へ一時避難を実施する予定でございます。
また、本庁4階議場におきまして、同じ想定の下、国民保護対策本部設置運営訓練も行う予定でございます。
さらに、令和4年度末には沖縄県が実施します先島を想定した国民保護に関する図上訓練にも、本市の職員が参加予定となっております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
コロナ禍においてやらないといけないという訓練の計画をすることは、現在ロシアのウクライナ侵攻について事態の収束を見ることができません。また、中国の外政、内政等不安定な状況が続き、市民の保護を行う必要があるとも、那覇市民もしくは県民の保護を行う必要があるとも考えております。那覇市としては必要なことであると思うので、大変高く評価したいと思います。
平和的な外交を望み何もしないことと、そして最悪な状況を想定して市民を救うための準備を行う、考えることは行政の当然のことであると思いますけれども、当局の見解について教えてください。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

○仲本達彦 総務部長
専守防衛を国是とする我が国にあって、平和と安全の確保に向け不断の外交努力が必要であることは言うまでもございません。同時に、関係各国との安全保障上の連携、強調体制の構築も重要であると考えております。
また、国内にあっては周辺環境の動静にも留意しつつ、市民の安全・安心を守るため平素から必要な準備や訓練を実施することは、行政に求められる責務であると認識をしております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
状況が緊迫していく中で、今まで何もやっていないから助けることができませんでした、そういうことは絶対我々行政にとっては通用することはありません。1人の命、2人の命、そして那覇市民の命、全員を守っていかないといけない。そういう状況にある中で、関係各所と訓練を行っていくことは必要だと思います。
最初の答弁でありましたように、国民保護訓練は様々な事象から市民を守るための訓練なんですけど、今回については弾道ミサイルということでした。その他の訓練も行う必要はありませんか。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
国においては、武力攻撃事態及び緊急対処事態の種別として8類型を示しております。防災危機管理上、これらの類型については、平素より留意しておく必要があるものと認識しております。
そのうち、本市においては、集客施設等への攻撃及び化学剤・生物剤による攻撃に対応する訓練の実績がございます。
今後とも国民保護に関する訓練だけでなく、あらゆる緊急事態、災害に対応する訓練を定期的かつ確実に実施していきたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
それでは、城間市政のときにも聞いたんですけれども、津波・地震、そしてこのような不安定なグレーゾーン地帯については、いつ起こるか分からない。そういうような今状況であるかどうか、認識をされているか伺いたいと思います。

○久高友弘 議長 
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
防災につきましては、普段からの備えが必要であるというふうに考えてございます。やはりこの防災、あるいは全般につきましても平素からそのような心持で向き合ってまいる決意でございます。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
国民保護についても状況によってはやっぱり急激な展開等もあるというふうにお思いでしょうか。

○久高友弘 議長 
休憩します。

○久高友弘 議長 
再開します。
仲本達彦総務部長。

◎仲本達彦 総務部長
失礼いたしました。
国民保護に関しましては、先ほども答弁申し上げましたとおり、国においては8つの類型を示してございます。これらの類型につきましては普段の構えが重要であるというふうに考えてございます。また、平素から周辺情勢への注意も怠りなく、緊張感を持って臨む必要があると考えております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
そのような条件の中で、これまでの城間市政では地域防災マネージャー制度を私は採用したほうがいいということで強く求めておりました。これについても給料の半分も国のほうが税金で賄ってもらうというようなところもありますけれども、その辺については市長も当時、副市長でございましたのでよく理解をされていると思います。
知念市政についても同様の見解を持っているかお伺いします。

○久高友弘 議長 
知念覚市長。

◎知念覚 市長
お答えいたします。
先ほど総務部長から、我々が防災、それから訓練ですね。これについても普段の努力、さらに自助・共助の意識を高めていくというのを基本とするというのを、私のほうもそれを基本にやっていきたいと。
その中で、今、地域防災マネージャー、それをどうしていくかということがありますけれども、現在は消防局長の経験者を防災危機管理アドバイザーに任命して、防災行政や災害対策に係る専門的な助言を得ているところでございます。
将来的には、、防災危機管理監の常設を前提としながら、引き続き、地域防災マネージャー制度を活用した組織機能の充実強化に向け取り組んでまいりたいと考えております。

○久高友弘 議長 
大山たかお議員。

◆大山たかお 議員
防災計画は非常に多額のお金がかかり、なはーとや第一牧公設市場、これをやったというのがなかなか見えない状況であります。その中で多額のお金もかかっていながらも、本当に見えないけれども、その一つの政策で救える命が1人でもあれば、僕はいいと思っています。ぜひとも積極的に防災計画、国民保護計画については進めていただきたいと思います。
以上終わります。

○久高友弘 議長 
休憩します。

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