命を守る現場への感謝を ― 本土復帰50年に寄せた決議
令和4年(2022年)4月臨時議会において、私は那覇市議会に「本土復帰50年に際し、市民・県民の生命を守る任務遂行に対する感謝決議」を提案しました。
これは、日々沖縄県民の命を守るために任務を遂行している方々――特に自衛隊、消防、警察、海上保安庁、医療関係者等に対し、市議会として正式に「ありがとう」と伝えるための決議です。
この決議の意味と重要性
沖縄は本土復帰から50年という節目を迎えました。
この50年間、災害、海難事故、離島医療の緊急搬送など、多くの場面で命を守る任務に従事してきた方々の姿がありました。
彼らの働きがなければ、助からなかった命があります。
その一人ひとりの責任感と使命感に対し、政治がしっかりと「感謝」を形にすること――これは、社会の信頼と尊敬を育て、次の世代へとつなぐ意義ある行為だと私は信じています。
命を守る覚悟と、議員としての責任
実は、私はこの4月に脳梗塞の手術を受ける予定でした。
しかし、この決議をどうしても自ら提出し、議会の場で発言したいという強い思いから、手術を6月に延期して臨時議会に出席しました。
私は自衛官出身の議員として、現場の厳しさと尊さを肌で知っています。
だからこそ、「当たり前」に思われがちな命の守り手に、しっかりと感謝を届けたかったのです。
議会の動きと結果:退席・反対もある中での可決
決議に対しては、政治的な立場の違いや意見の相違から、退席者や反対者もいました。
しかし最終的に賛成多数で可決されました。
賛成・退席・反対の内訳
区分 | 人数 | 内容・会派等 |
---|---|---|
賛成 | 20名 | 主に自民党・共産党など賛同議員 |
退席 | 15名 | 公明党(7名)、ニライ会派(6名)、立憲・社大(2名) |
反対 | 2名 | 無所属の会(前泊美紀議員+もう1名) |
最後に ― ありがとうを言える政治でありたい
命を守る行為には、日々の努力ととてつもない覚悟が伴います。
そして、それに対して感謝を表すことは、立場や思想を超えて人として大切なことです。
これからも、「当たり前を支える人々」にスポットを当て、感謝を言葉にし、形にしていける政治を続けていきたいと思います。
那覇市議会議員 大山たかお