那覇市の子どもたちの健康を守るために

~フッ化物洗口の拡大と予算確保に取り組んで~

那覇市では全国と比較して子どもの虫歯の多さが深刻な課題となっています。私は市議会議員として、「むし歯になる前に防ぐ」仕組みづくりにこだわり、フッ化物洗口の導入・拡大に取り組んできました。

本記事では、これまで私が行ってきた一般質問の内容と、具体的な成果についてご報告いたします。


フッ化物洗口とは?

フッ化物洗口とは、フッ素を含んだ液でうがいをすることで虫歯を予防する方法です。WHOや日本口腔衛生学会も効果と安全性を認めており、子どもたちの歯の健康を守る手段として全国各地で導入が進んでいます。


議会での質問と主な論点

● 平成30年(2018年)12月定例会【代表質問】

  • 市立小中学校の虫歯の実態(口腔崩壊:10本以上の虫歯)を写真と数値で提示し、市長に現実を訴えました。
  • 「学校設置者としての責任」や「貧困世帯の子どもの通院困難さ」に着目し、全校実施の必要性を強調。

平成30年(2018年)12月定例会はこちら

● 平成31年(2019年)2月定例会【代表質問】

  • モデル事業として小学校5校・中学校1校への3カ年計画を提案。
  • 教職員の負担軽減や保護者への説明体制の整備も含めた実施体制を要求。

平成31年(2019年)2月定例会はこちら

● 令和元年(2019年)11月定例会【共産党修正案に対する質疑】

  • フッ化物洗口の安全性に関する科学的議論に対し、TDI(耐容一日摂取量)や分子量の観点から冷静に反論。

令和元年(2019年)11月定例会はこちら

● 令和4年(2022年)11月定例会【一般質問】

  • コロナ禍による中断からの再開について確認。
  • 12歳児の虫歯本数が全国平均の約2倍に増加している現状を示し、再開の必要性を訴えました。

令和4年(2022年)11月定例会はこちら

● 令和5年(2023年)2月定例会【一般質問】

  • 予算措置により、小4校・中2校での実施が決定。
  • 安全性が高く作業が簡素な「オラブリス洗口液」の導入状況を確認。

令和5年(2023年)2月定例会はこちら


一般質問によって実現した成果

年度実施校・実施状況備考
2017年度天妃小学校(全学年)
2018年度天妃小学校(全学年)継続実施
2019~2022年度中止新型コロナウイルスの影響
2023年度天妃小(全学年)、若狭小・神原中(各1年)小学校4・中学校2相当の予算確保
2024年度天妃小・若狭小・神原中(各一部学年)実施拡大
2025年度天妃小(全学年)・若狭小・神原中(全学年)小学校4・中学校2相当の予算確保

最後に

私自身、母子家庭で育ち、通院や健康管理が困難だった幼少期の記憶があります。だからこそ「行けないから助ける」ではなく、「行かなくても予防できる」仕組みづくりが必要だと考えています。

すべての子どもたちに等しく健やかな口腔環境を届けるために、これからも現場の声を聞き、制度を動かし、予算を確保し続けます。

今後ともご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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