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安倍総理の訃報について
私はまだリハビリ中ですので適切な文章を書けるのか、適切な表現ができるのかと思っていますが少し書かせていただきます。
7月8日のお昼にSNSやテレビを通じて安倍元総理が射撃されたことを知りました。
訃報に接するまで、死なないであろうと何故か思っていました。
以前、私と同じ職場の方がなくなったことがありましたが、「死ぬわけがない」と思っていたので不安になることはありませんでしたが、死亡したと聞いたときは絶望感に陥りました。
その時と同じで「心の無」が発生したような感じになりました。
SNSや報道を見て思ったこと
容疑者のことについて
容疑者については41歳と報道されている。そのうち2002年~2005年の間、海上自衛官として護衛艦「まつゆき」と第Ⅰ術科学校勤務をしていたようです。
自衛官として勤務していたのは確かです。しかし、メディアでは
「元自衛官」
と報道されます。職歴については事実ですが、その短い経歴から「元自衛官」と書く必要があるのでしょうか。「無職」もしくは現職業でもいいかと思います。
「受け手次第」と言われるのでしょうが、自衛隊OBからすると「「元自衛官」という報道は悪意があるように感じる」と憤るOBの方々もいらっしゃいます。
自衛官は約22.7万人の方がいますが、ほぼ全隊員が「銃」を防衛のために使用することはできますし、基本的に1年に射撃訓練の参加を定められており、現役時代は「防衛」のために技術力と簡単な清掃保守ができますが
「簡易な銃を自作することはできません」
私は作ることはできません。
SPの件について
今、SPの件が問題としてなっています。
警備として「警護対象者」を守れなかったのは問題であると思っています。
しかし、今の段階で「警備計画の細部」などと言っていること自体に違和感を覚えています。
こちらの手の内である「警備計画を発表する」ことが適切であると感じないし、警備計画が漏れることで更なる容疑者が発生した場合に情報を与えることになってしまうことから、これらの情報は、警察内部又は一部の方々で検証を行う方がよい気がします。
それとももう一つ検案する事項があります。
今年の4月に報道された令和元年の参議院選期間中の裁判結果についてです。
やじ排除訴訟で北海道控訴 警察官職務の是非高裁へ
令和元年の参院選期間中に安倍晋三首相(当時)の街頭演説にやじを飛ばし、北海道警に排除された男女2人が損害賠償を求めた訴訟で、道は1日、排除の違法性を認めて計88万円の支払いを命じた札幌地裁判決を不服として控訴した。
政治家にやじを飛ばした聴衆を、その場から排除した警察官による職務執行の是非は、札幌高裁で改めて審理される。
道警監察官室は「控訴審で当方の考えを主張していく」とのコメントを出した。3月25日の地裁判決は、現場で撮影された動画などから、当時犯罪が行われようとしていたとは認められず、警察官の行為は違法と指摘。憲法21条で保障されている「表現の自由」が警察官に侵害されたと認定した。
やじについても、公共的、政治的事項に関する表現行為と位置付け、特に重要な憲法上の権利として尊重されるべきだとの判断を示した。
この記事があるから、警護員が許されるという訳ではありませんが、本件で有罪となったように、急に接近する人物を強制的に排除できたかどうかなどが気になります。
確かに「表現の自由は」守られるものであります。しかし、警備とは一線を引く際に警護員の責任において行使するとなると非常に大きな負担になる可能性が高いと思います。
容疑者が手に持っている「自作の銃」ですが、大型のレンズを持つカメラのようにも見れます。
そう誤認してしまうと、強制的排除するのが難しかったのではないかなどと考えます。
自ら命を懸けるということ
政治家も自衛官もかけるのは命であると思います。そう、おっしゃる方も多いと思います。
私も自衛官のパイロット時代に周りも含めて「命(リスク)を懸けて、任務を行ってきました」
今は政治家として無理を行い、体調を壊しましたが、自衛官時代とは別の形で命をかけてしまいました。
私が安倍元総理のご意向を汲むことは大変失礼なことかもしれませんが「自民党候補」の本選挙における当選を一人でも多くすることが、政治家として安倍元総理に報いることではないかと思っています。
本日、お話をさせていただいた「政治家」「自衛官」「警護員」すべてが命をかけて日本のために頑張っていると思います。
これまでの自民党が全て正しい政治判断を行ったと言えたとは言えないと思います
しかし「日本国を変えるのは政権与党」・「自民党を変えるのは自民党」ということが私の信念です。
明日の投開票当日、沖縄県では「古謝げんた」をはじめ全国各地の「自民党候補」の当選のために皆様のご尽力と投票をよろしくお願いします。
こういった場でも日本は動いていくので、進めないといけないところは悲しみだけではないと進めなければなりません。
安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。
大山たかおSNS
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