目次
はじめに
やっと念願の国民保護訓練「弾道ミサイル対処訓練」が那覇市において行われました。これは他国を挑発し、戦争を誘発しているとの見解の方もいらっしゃるようですが、これは自分を守るための訓練であり、韓国では1年に1回ほど15日に「民防衛の日」とて大きなサイレンが鳴り訓練を始めるそうです。今回は非常に重要な訓練でありながら、那覇市にとっては大きな一歩が進んだ気がします。「実動訓練」「指揮所訓練」の両訓練に参加したのは私だけでした。それもそのはず、この訓練が必要だと訴え続けて早5年。目の前で行われたことは感動が若干あり、調整を行っていただいた役所の職員の皆様、城間前市長と知念那覇市長には大変感謝申し上げます。
今日は今回に訓練について書いていきます。
大山たかおSNS
これまでの「国民保護計画」に関する質問
これまでかなり多くの議会で質問をしてきました。私が議員になって初めての議会で触れている事案です。
平成29年(2017年)9月定例会 代表質問
平成29年(2017年)12月定例会 一般質問
(北朝鮮弾道ミサイル発射に関する質問)
平成30年(2018年)12月定例会 一般質問
令和 04年(2022年)9月定例会
「国民保護」と「防災」の質問をしていましたらが、平成30年から令和4年までの間は「防災」にシフトを置いて質問していましたが、「防災担当監」のような組織を作っていくという事で、再び「国民保護訓練」にも傾注しました。
国民保護に関する国と地方公共団体等の共同訓練
武力攻撃事態等のように突然発生する事態に際して的確かつ迅速に国民保護のための措置を実施するためには、平素から十分に訓練をしておくことが重要であり、国民保護法第42条においても、訓練の実施について規定されています。
政府では、地方公共団体等と連携して、国民保護に関する訓練(図上訓練及び実動訓練)を実施しています。訓練を積み重ねることで国民の皆さんの国民保護に対する理解が深まることを期待しています。
今回の訓練
弾道ミサイル飛来を想定、那覇で住民避難訓練…沖縄で与那国に続き2か所目
弾道ミサイルの飛来を想定した住民避難訓練が21日、那覇市で行われた。沖縄県内では昨年11月の与那国町に続き2か所目。南西諸島の防衛力強化の議論が進む中、有事に備えた本格的な訓練が進んでいる。
訓練は国と県、同市が共同で実施した。午前10時過ぎ、同市・銘苅地区の防災行政無線から避難を促す放送が流れ、屋外にいた住民83人が近くの建物の地下駐車場へ。住民たちは壁際にしゃがみ込んで頭を両手で覆い、ミサイル通過のアナウンスが流れるまでの数分間、身の安全を確保した。
同市役所では、職員らが対策本部会議の開催までの初動を確認。知念覚市長は「有事の備えをしっかり(市民に)啓発することが自治体の役割だ」と話した。
この映像では
当初は「訓練反対派」の方から「戦争訓練反対」と聞こえていましたが、そのうち「Jアアラート」の放送が「防災無線(当日は市内で訓練会場に近い1ケ所のみ放送)」から流れます。
それに応じて、付近にいた住民は会場(シェルター)に移動。消防官、消防団員、警察官や那覇市役所の誘導により地下駐車場に移動して、駐車場にうずくまり退避を行いました。
実動訓練
最後は那覇市長が訓練参加者(那覇市民)の方にお礼と成果をお伝えしていました。
指揮所訓練
大きいデスクトップのようなもので、議会の中心に配置され、議場内にあるスクリーンに同じ映像が写されていました。
「あってはならない 武力攻撃 なくてはならない 国民保護」
「来てほしくなくても、勝手にやってくる戦争」これは昔から同じです。もちろん日本も同様な環境です。
避難訓練を行うことが挑発だと全く思いませんし、各国が「沖縄県那覇市の弾道ミサイル訓練に抗議する」という大使館などの発言があれば教えてください。
同じ内容になりますが、YOUTUBE LIVEを行いました。チャンネル登録もよろしくお願いします。
訓練に参加するための申し込み忘れてしまいました。
訓練に反対の示威行動していた方もいましたが、何事にも備えることは大切ですね。