議会ルール

議会通信「議会で賛否・秘訣が同数になった場合」

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目次

賛否同数の時にどのようにするのか

普通の地方議会(都道府県議会・市区町村議会)では「議員同士の議論」を尽くした結果することになります。

議論を交わした当該議案に対して「賛成・反対・退席」などを議会に効力に考えて、議案の賛否に分かれます。

最終的には、議会として「賛成」・「反対」などをの立場をハッキリして議会で「過半数」を達した方が議会として「可決(もしくは否決)」するようになります。

「賛否」と「秘訣」が同数の場合は?

先日、那覇市議会で「賛成者:16名」「反対者:16名」が降りました。

賛成者と反対者が「お互い五分五分」になった場合はどのようにするでしょうか?

議員氏名等人数
出 席 者39名
表 決 総 数32名
賛   成16名
反   対16名

 

地方自治法

「賛成」「反対」が同様の場合は、「地方自治法 第百十六条」で書かれているように、「議長」が決することになっている。

地方自治法 第百十六条
の法律に特別の定がある場合を除く外、普通地方公共団体の議会の議事は、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
2 前項の場合においては、議長は、議員として議決に加わる権利を有しない。
  • 普段、議長では「賛成」・「反対」の反対には参加されません。
  • 那覇市議会は当選者は40名であり、議長は1名、それ以外の「賛否に対して応じるものは」39名となります。
  • その39名で普段では「賛成」「否決」は争う事なりますし、議長は「進行役」として議会を裁くようになるのです。
  • しかし、賛成・反対が同数の場合は「議長」が裁決を決めます。

 








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